樹木希林さん 映画「あん」 [続きを表示]
先日、女優の樹木希林さんが亡くなられたことは報道で大きく取り上げられました。
私と同年代の方だと、樹木さんのイメージは、
幼いころに見た、郷ひろみさんとデュエットされた曲、「林檎殺人事件」の、
―おもしろいお婆ちゃんだなぁ― ではないでしょうか。
その頃はまだ樹木さんは35歳だったようですが。
その後、テレビや映画で独特の存在感で活躍されていますが、
昨年、たまたま2015年公開の映画「あん」を観る機会がありました。
映画のキャッチコピーは「やり残したことはありませんか」。
平凡などら焼き屋を、絶品のつぶあんを作ることで、
行列のできるお店にまで繁盛させる老女の役でした。
その後、病気に対する心ない噂により、寂しい結末を迎えます。
これから映画を観られる方のために、詳しく書くことは出来ませんが、
病気に対する差別はあってはならないこと。
しかし、今でも無くなることはありません。
鹿児島県にも大きく関係する内容でした。
共演者には宮崎県出身の永瀬正敏さん。
樹木さんのお孫さんにあたる、本木雅弘さんの娘さんも出演されています。
また、同じく宮崎県出身で、私の好きな、秦 基博さんが歌う主題歌「水彩の月」が心に響きます。
映画「あん」のオフィシャルホームページによると、
樹木さんの訃報を受け、全国で再上演が始まるようです。
鹿児島での予定はまだ入っておりませんでしたが、
機会があればぜひ観ていただき、樹木さんの伝えたかったことを感じていただければと思います。